トヨタ WiLL Vi 【プレイバック試乗記】
2008/02/26
※この記事はカーセンサー関東版6号2000年2月24日発売号に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
■ヴィッツの基本性能を承継し斬新なデザインで乗り手の個性をアピール

↑クルマに興味やこだわりのない人たちに日常生活の中からアプローチを試みた(左)WiLL Viの個性的なスタイルはリアデザインによって最も強調されている(右)
トヨタが中心となって大手企業5社と共同プロジェクトを組み、各社がビールやパソコン、冷蔵庫、衣料用消臭スプレー、旅行ツアーなどの“WiLL”商品を販売しているのはご存じだろうか。トヨタはWiLL Viというクルマを発表した。とはいうものの、実際にこの車を作ったのはメガウエッブなども立ち上げた、バーチャル・ベンチャー・カンパニー。この会社はトヨタの新しい部門である。車に興味やこだわりのない人たちに日常生活の中からアプローチを試みているのだそうだ。
WiLL Vi のプラットフォームや足回りはヴィッツがベースになっている。またメーター類やオーディオ&エアコンはプラッツと同じものを、エンジンもこれらに採用されている1.3Lエンジンを搭載する。
■インテリアは居心地が良く「のほほん」とドライブするのに最適

↑操作上の使い勝手の良さを最優先にしつつ、他車にない親しみやすさをアピール(左)家にあるソファのような錯覚を覚えさせる。大人2人が心地よく座れるのだ(右)
ボディの剛性感や走りの安定感、エンジンの扱いやすさなどの基本性能についてはとりたてて不満はない。注目すべきはやはりデザイン面だろう。エクステリアはシンデレラに登場するかぼちゃの馬車をイメージ、インテリアは部屋感覚でリラックスできるような空間デザインがなされている。独特のリアスタイルは決して見切りがいいとは言えないが、多少の難点はデザイン優先のクルマゆえ不満とは思わない。
インテリアでは色使いや造形面でメカっ気を抑え、居心地の良さが印象的。ソファのようなフロントシートのカタチや素材感、ステアリングやシフトノブなど人が直接触れる部分にもこだわりが感じられる。WiLL Vi はスポーツカーのようなヤル気にさせるクルマとはまるっきり反対で、「のほほん」とドライブするのに気持ちのいいデザイン&パッケージングが魅力なのだ。
| 主要諸元のグレード | (標準) |
| 駆動方式 | FF |
| トランスミッション | 4AT |
| 全長×全幅×全高(mm) | 3760×1660×1575 |
| ホイールベース(mm) | 2370 |
| 車両重量(kg) | 940 |
| 乗車定員(人) | 5 |
| エンジン種類 | 直4DOHC |
| 総排気量(cc) | 1298 |
| 最高出力[ps/rpm] | 88ps/6000rpm |
| 最大トルク[kg-m/rpm] | 12.5kg-m/4400rpm |
| 10・15モード燃費(km/L) | 17.2 |
| ガソリン種類/容量(L) | 無鉛レギュラー/45 |
| 車両本体価格 | 130.0~145.0万円 |
| コンセプト | 5点 |
| フィニッシュ | 4点 |
| 前席居住性 | 4点 |
| 後席居住性 | 2点 |
| 内装の質感 | 5点 |
| 取り回し | 3点 |
| 操作系の使い勝手 | 5点 |
| ラゲージルーム | 5点 |
| パワー感 | 3点 |
| トルク感 | 4点 |
| 加速性能 | 3点 |
| 乗り心地 | 4点 |
| 操縦安定性 | 4点 |
| 高速安定性 | 3点 |
| しっかり感 | 4点 |
| ブレーキ性能 | 4点 |
| 環境対策 | 4点 |
| 燃費 | 4点 |
| ステータス | 4点 |
| コストパフォーマンス | 4点 |
| 得点合計 | 78/100 |
トヨタ WiLL Vi 【プレイバック試乗記】/試乗レポート
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