ルノー トゥインゴはコンパクトカーの魅力があふれている
カテゴリー: ルノーの試乗レポート
タグ: ルノー / ハッチバック / RR / トゥインゴ / EDGEが効いている
2016/04/29
▲まさに私のスイートスポットのど真ん中。今回、わざわざフランスまで行って試乗してきたのも、自分が欲しかったからというのが最大の理由。乗り心地、サイズ、長距離ドライブの資質など、どれも文句なし。最終的には価格次第だけれど、いま本当に欲しい1台これぞ現代の正統派フレンチ・コンパクトカー
スマート・フォーフォーと同時並行的に開発され、スロベニアのノボメストに建つルノーの工場でフォーフォーとともに生産される3代目トゥインゴ。注目のリアエンジン・リアドライブ(正確にはミッドエンジンだが……)はスマートから受け継いだコンセプトながら、現行型を含めたフォーツーとは比べものにならないくらい静かで、乗り心地も洗練されている。
そのたっぷりしたサスペンションストロークと腰のあるロールの仕方は、紛れもなくルノーの伝統を引き継いだもの。フランス車好きだったら「そうそう、オレが好きなのはこれなのよ! 」と思わず膝を叩きたくなるほどの仕上がりである。
リアエンジンレイアウトで心配される高速直進性は、パワステの巧妙な味付けによりまったく気にならない。パワートレーンは0.9L直3ターボエンジン(フォーフォーは1.0L直3NAエンジンを搭載)と6速DCTの組み合わせ。決してパワフルとはいえないものの、シフトショックを感じさせないスムーズな加速感が魅力的。これだったら日帰り500kmのクルージングは余裕でこなせそうだ。
インテリアもエクステリアも、デザインはフォーフォーよりも大人びているうえにクオリティ感も高い。また、ホイールベースはフォーフォーと同じなのに、後席のスペースはなぜかトゥィンゴが上回っているように感じられたのは不思議なところ。
ラテンの自動車メーカーはやっぱりコンパクトカー作りに長けていることをあらためて痛感させられる作品。フロントエンジンの趨勢にさからい、あえてリアエンジンとしたことで、コンパクトカーの魅力がさらに増幅したともいえる。BセグメントではVW up! とならぶ完成度だが、DCT付きなのでこちらの勝ちか?
▲トゥインゴ初の5ドアモデル。ルノー5や初代などから影響を受けた個性的スタイルに。大きなガラスハッチも特徴的
▲ルノーのデザイン戦略「サイクル・オブ・ライフ」の5つ目となるPLAY(余暇を楽しむ)がコンセプトに
▲ラゲージ容量は219L。床下にエンジンスペースがあるため床面が高くなっている【SPECIFICATIONS】
■グレード:TWINGO ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直3DOHCターボ ■総排気量:898cc
■最高出力:90/5500[ps/rpm]
■最大トルク:135/2500[n・m/rpm]
■駆動方式:RR ■トランスミッション:6DCT
■全長x全幅x全高:3620x1650x1545(mm) ■ホイールベース:2490mm
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