東京オートサロンから見えたトレンドをおさらい! 80’Sオーバーフェンダーがキテルー!
カテゴリー: レース&イベント
タグ: EDGEが効いている / 東京オートサロン
2016/01/22
▲ビスが打たれていなかったので一瞬「コルベットってめっちゃフェンダーが出てるんだなー」と勘違いしてしまったが、フロントが12cm、リアは16センチも張り出していた(シボレーコルベット/オートファッションフォルテ)
80年代を彷彿させるオーバーフェンダー化が輸入車にも波及中
編集部員A(以下、A): ぴえいるさん、そういえば東京オートサロンから見えた今年のトレンドは何でしょうね?
ぴえいる(以下、ぴ): ま、もはや定番のスケスケ&セクシー系に、コスプレ系だろ、それに……
A: コンパニオンじゃなくて車ですよ、ク・ル・マ!
ぴ: あぁ、わかってるよ! お、オーバーフェンダー
A: 確かにオーバーフェンダーの車がいっぱいでしたね!
ぴ: やんちゃな先輩や同級生が乗っていたような車でいっぱいだったな!
A: いやいや、昔の国産セダンやクーペだけじゃなく、スーパーカークラスですらビスまで打ってオーバーフェンダーにしてましたよね!
新車時価格4000万円超のスーパーカーから、中古車で狙い目のハッチバックまで、80年代にタイムスリップしたかのようにフェンダーを広げ、窮屈そうにぶっといタイヤをねじ込んでいた!
というわけで、2人で見て回ったオーバーフェンダーな輸入車たちの、ごく一部だが、見ていただこう。
▲コンセプトは80年代のボーイズレーサー。フロント&リアともオーバーフェンダーとし、ノーマルで195/45R16のところ、215/35R18を装着(フィアットアバルト500/RK DESIGN)
▲4000万円超の車に惜しげもなくビスが打ち込まれ、オーバーフェンダー化されている。ボディはカーボン調にラッピング(ランボルギーニアヴェンタドール/Liberty Walk)
▲赤いグランツーリスモの後ろにリフトアップされているのは、やはりオーバーフェンダー化されたフェラーリ458。手前はオバフェン&ハの字&シャコタンのペダルカーで、実は売り物(約20万円)だ(マセラティグランツーリスモ/Liberty Walk)
▲SUVだってビス打ちオーバーフェンダー化。ノーマルより肉厚なタイヤを装着しワイルドに(ジープグランドチェロキー/タイガーオート)
▲電気自動車だってこのとおり! カーボン製オーバーフェンダーで、低燃費志向のノーマルの155/70R19を225/30R20にしちゃった(BMW i3/ENERGY MOTOR SPORT)
▲直線基調のE36型のクーペにこのようなオーバーフェンダーを付けると、ボンッキュッボンッとグラマラスになっていいかも!? 中古車は二ケタ万円で狙えるし、今回一番のお気に入り(BMW3シリーズクーペ/橋本コーポレーション)
▲手頃な価格で中古車が狙えるゴルフ5をオーバーフェンダー化。用意されているサイズはS、M、L、LLがあり、写真はLL。タイヤサイズはフロントが215/40R18、リアが245/35R18となる(VWゴルフ/CLS)
▲最後の空冷ってことで中古車の値上がりが続いている993型。この車両はファッションブランド「ARMY GIRL」の広報車両だそう(ポルシェ911/ARMY GIRL)
ぴ: こうやって見てくると、輸入車にも日本車文化が結構馴染むんだなと実感したよ。来年が楽しみだな!
A: まあ、ぴえいるさんの目的はコンパニオンなんでしょうけど!
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