BMWの名車に乗る。【カーセンサーEDGE8月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: BMW / セダン / 5シリーズ / EDGEが効いている / c!
2020/06/27
▲2020年6月27日発売の『カーセンサーEDGE』はBMW特集です。小型車からSUV、EVモデルやMのようなハイパフォーマンスモデルまで、幅広く販売するBMW。その魅力は一体どこにあるのか? 今からBMWを手に入れるとしたらどんなモデルがいいのか? 新車、中古車含め、「名車」をキーワードにBMWの魅力に迫りますBMWとはどんなブランドなのか
日本では「ドイツ御三家」いわれて、常に安定した人気を誇っているBMW。メルセデス・ベンツが「安全」、アウディが「デザイン」という武器をもつ中、BMWは常に「走り」を自社のアイデンティティとして研ぎ澄ましてきた。かつて使われていたキャッチフレーズ「駆けぬける歓び」は、それを分かりやすく表現した言葉で、今もファンや自動車好きの間では普通に使われている。
では、その「走り」のイメージはどこから生まれてくるのか。そしてどうして他のブランドと差別化をするのだろうか。
走りに優位なFRレイアウトや前後比率50:50へのこだわり、元祖「羊の皮を被った狼」ことE30 M3をはじめとするMモデルの存在やシルキーシックスと称されたメインエンジンなど、BMWを理解するのに必要なキーワードは多い。
今回の特集ではそのキーワードにそってBMWの素晴らしさを解説していく。
▲中古車で現在も手に入るBMWの中で、その遺伝子を色濃く受け継いでいるのが最後の自然吸気エンジン+直6エンジンを備えたモデルたち。E90 3シリーズやE60 5シリーズには上位モデルにそのユニットを搭載。比較的リーズナブルな価格でBMWらしい走りが味わえる表紙を飾った車はMモデルの始祖
▲表紙の車、そして特集でも登場しているMストライプの入った5シリーズは、日本でも人気のMモデルの始祖ともいえる530MLE。モータースポーツへの参戦を前提に1976年から発売された希少モデルで、ボロボロの状態で南アフリカにて発見され、BMW南アフリカの手によってレストアが行われた日本ではBMWに対し「洗練された」「お洒落」「スマート」のようなイメージをもつ人が多い。しかしその歴史をひもといていくと、随所に「職人気質」「技術屋集団」という異なる要素を見つけることができる。またそういった印象を与えるマイスターや偉人も多く存在する。
相反する2つの要素、それがBMWの人気を長く支えているのだろう。
それを感じさせるBMWの名車たちを、ぜひとも「今」手に入れてほしい。
シルキーシックスと賞賛されたエンジンをもつ635CSiや、初代のM3(E30)はもはや絶命危惧種寸前である。比較的リーズナブルに手に入る2000年以降のBMWにも、その直6エンジンの遺伝子を受け継いだモデルがあるし、コンパクトなのにFRにこだわった1シリーズ、SUVなのにスポーツカーのように走るSUVもある。
BMWを手に入れる。それは輸入車の定番車を手に入れる安心感と、車好きをとりこにする味の濃い個性、その両方を手にすることなのである。
カーセンサーEDGE 8月号
BMWの名車に乗る

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