ホンダ コンチェルトはもはやネオクラシックカー!? なのに、総額28万5000円と実にお手頃!
2015/02/02
▲バブル期にホンダが投入したマジメで質実剛健なコンパクトセダンです
バブル期のイケイケぶりをまったく感じさせない、ホンダ渾身の1台
原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2015年1月27日に発見したのは「ホンダ コンチェルト」です。4ドアセダンならびに5ドアセダン(ハッチバック形状)、という展開でした。イギリスのオースチンローバー社と共同開発した車で、ローバーからは200シリーズ(216/220)、400シリーズ(416)として、ハッチバックやステーションワゴンなど多様な展開で発売されました。
ヨーロッパの伝統とホンダのハイテクを融合し“良質”であることにこだわって作った、というのがアピールポイントでした。コンチェルトのデビューは1988年。バブル景気後半です。いわゆるバブリーな車が数多く投入されていましたが、ホンダは“本物”志向の車を目指したのでしょう。なにせ、コンチェルトのキャッチコピーは「豊かさへのくわだて」でしたから。
▲バブルのイケイケぶりを感じさせるようなものはなく、ウッドパネルはアクセントとして用いられています
同時期のシビックをベースしたコンチェルトは、ボディ剛性の高さをうたい、フロント、リアともに独立懸架式サスペンションが採用されていました。今回、見つけた中古車は「JX-i」という上級グレードで、フルオートエアコンや、運転席にパワーシートなどを標準装備していました。
シビック譲りの1.6Lエンジンは最高出力120ps。さほどパワフルには聞こえないかもしれませんが、車両重量1080kgですから思いのほか元気でした。遮音材がシビックより多めに使われていたため静粛性が高く、ドアまわりのシール部分が3重構造であることも静かさにつながっているのでしょう。また、パワーステアリングは27年前のコンパクトセダンながら、車速に応じて軽さが変わる油圧反力感知方式のものでした。
コンパクトサイズながら開放感があるのは、窓ガラスの大きさ、そしてCピラーまでウインドウを配したことが要因でしょう。インテリアは何の変哲もありませんが、今見ても“しっくり”くることは普遍的なデザインであったことの証しでしょう。
▲コンチェルトで気になるのはCピラーに配されたガラスでしょう。室内に開放感をもたらしてくれますし、今見ても斬新です
当該中古車、何が凄いってホンダディーラー直営の中古車販売店の物件であること。つまり、ディーラー下取り車なんです。新車時登録から27年とあって保証はさすがに対象外ですが、ワンオーナー&整備記録簿付きという好物件です。“27歳”ではありますが保管状態が良かったようで、写真を見るかぎり、内外装ともにキレイな状態が保たれています。
▲上級グレードゆえにシートはランバーサポートも備えています。中古車としてのコンディションは27年前とは思えないほどです
コンチェルトはもはや立派なネオクラシックだと思います。現存台数を踏まえると超個性的な選択肢と言えますし、今乗れば注目の的です。しかも、不思議なことに古く見えません。今さらながら、ホンダの目指した良質さが光っています。
総額28.5万円で始めるネオクラシックカーライフ……。素敵だし手を出しやすい1台ですよ。
■本体価格(税込):19.8万円■支払総額(税込):28.5万円
■走行距離:4.0万km ■年式:1988(S63)
■車検:2015(H27)年9月 ■整備:付(12ヵ月) ■保証:無
■地域:神奈川
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