【名車への道】‘16 ランドローバー ディスカバリー
2023/03/02

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍モデルたちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
運転しやすいスタイルオールラウンダーで気取らない本格派SUV
——この季節、エリアによっては積雪で大変なことになりますよね。スタッドレスタイヤでも身動きできなくなるじゃないですか。
——よくオフロード車って見切りがいいっていいますけど、それとはまた別の話ですもんね。
——松本さんがお好きなのは知ってましたし、以前からランドローバー系も探してはいたんですよ。確か初代ディスカバリーとか、独立懸架になってすぐのディスカバリー3を推していましたね?

——フリーランダーも挙げましたよね?
——じゃ、やっぱりタフな骨格のディスカバリーですね。
——実はとっておきのがあるんですよ。ディスカバリー4、正確にはディスカバリーになるんですけど。編集部の車なんですが。

——社用車なんですが、そのディスコでもよいですか?
——確か2016年だったと思います。
——登場したときはディスカバリー3って名前でしたよね?

——確かに車のシルエットはシリーズでずっと同じですよね。
——ディスカバリーが日本で発売された2005年ってEDGEの創刊の年だから撮影でもかなり乗ったし、スタッフで乗ってる人もいたなぁ。

——確かに、サイズの割に運転しやすかった記憶がありますね。
——ディスカバリー3のあとディスカバリー4になって、最後にディスカバリーだけになったんですよね?
——そうか、エンジンも違ってたのか。
——へー、それはまったく知りませんでした。
V型6気筒でもこっちは60度バンクだからね。そう考えると、ディスカバリーはランドローバーでもプレミアム路線にシフトしたモデルの始まりなんだ。しかもディスカバリー4の初期は、ボンネットのロゴがLAND ROVERだったんだけど、途中から“DISCOVERY”になったんだよね。メーカーのブランド戦略がうかがえるでしょ?

——確かにディスカバリー4とかこのディスカバリーって、高級感ある素材やランプに変更していますよね。
——近年、人気が高いというのもうなずけますね。
——僕はSUVってあまり好きじゃないけど、こういう味のあるモデルはいいですよね。
▼検索条件
ランドローバー ディスカバリー×全国※カーセンサーEDGE 2023年4月号(2023年2月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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