スバル レガシィアウトバック ▲次期型となる新型アウトバックは、よりスクエアにまとまるデザインによってSUVらしさが強まる公算が大きい

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

次期アウトバックはどうなる? 新型ではワゴンらしさが薄れ、SUV風にイメージチェンジか

スバル アウトバックは国内での販売終了が告知された。しかし、北米をはじめ海外ではモデルチェンジを経て継続販売される。

アウトバックはSUVテイストを併せ持つステーションワゴンが起源だった。しかし、次期型ではますますSUVらしさが強まって乗用ワゴンの印象が薄れることは明白だ。
 

スバル レガシィアウトバック▲2019年に北米で先行発売された後、国内向けには専用の1.8Lターボが与えられて2年遅れでリリースされた。高度運転支援システムの「EyeSight-X」を採用

次期アウトバックはノーズとルーフが直線基調に仕立てられ、スタイリッシュさよりも無骨さが優先されて造形されるだろう。

ホイールアーチはレヴォーグやクロストレックに続いて台形に成型され、樹脂ガーニッシュ装着によってSUVらしさが継承される見立て。

バンパー下部は無塗装樹脂の仕上げによってSUVテイストが演出されるに違いない。

パワートレインにはハイブリッドも?

パワートレインには2.5Lボクサー4とCVT、2.4Lボクサー4ターボとCVTがラインナップされる他、先行して技術発表された新世代ハイブリッドも初設定されるだろう。

このハイブリッドはトヨタから供与を受ける2モーター式THSに自社開発の真新しい2.5Lボクサー4が組み合わされ、スバル車の泣きどころでもあった燃費を改善。

アウトバックは前述のとおり現行モデル限りで国内から撤退し、レイバックにそのポジションを明け渡す。次期モデルは海外専売のため国内で見ることはできないが、今後も海の向こうで支持されることを祈りたい。

※2024年11月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2025年4月
■全長×全幅×全高:4900×1900×1695(mm)
■搭載エンジン:2.5L ボクサー4+モーター 他
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、スバル