ホンダ リッジライン 【ロジャー安川の米国自動車浪漫】
2008/12/16
インディをはじめ、数々のレースで活躍するプロレーシングドライバー・ロジャー安川氏が、北米でしか販売されていない魅力的な車を日本のみなさんに紹介します。

スポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)と名乗るリッジラインは、北米で販売されるアキュラ MDXやホンダ オデッセイのプラットフォームを共有していますが、フレームはトラックとしての仕様に改良され強化されています。フェイスリフトを受けて、フロントグリルと前後バンパーのデザインが変更され、前から見ると、姉妹車であるSUVのパイロットにそっくりです。

グレードとしてはベースモデルのRT、MP3ジャックやパワーシートが装備されたRTS、そして今回試乗したRTLの3種類用意されています。RTLには18インチのホイールや電動サンルーフが装備され、オプションでナビも付けられます。すべてのグレードに、MDXでも採用されているホンダのVTM-4という4WDシステムが搭載されています。
このVTM-4は、通常はFFで走りますが、発進や加速時などでは駆動力を自動的に前後輪間で配分することで、発進や加速をスムーズに行います。さらに雨や雪などの滑りやすい路面では、瞬時に滑りやすくなっている車輪への駆動力を自動的に抑え、それ以外の車輪への駆動力を増加させるという4WDシステムです。
なお、ライバル車はフォード エクスプローラーやダッジ ダコタになります。

実際にリッジラインに初めて乗ったのは、インディカーレースで行われるセント・ピーターズバーグの市街地コースをデモランした時でしたが、コーナーでのハンドリングの良さとロール感はとてもピックアップトラックとは思えないほどでした。
日常生活で牽引しない人には十分な機能を果たしてくれますが、ピックアップトラック市場が低迷している中、いつまで生産が続くかが心配されます。日本での販売予定はありませんが、アメリカンなイメージをもつピックアップトラックは日本の風景には少しミスマッチかもしれませんね。
■フロントマスクのデザインが変更され、姉妹車のパイロットとそっくりな顔つきに

↑フェイスリフトされ、フロントグリルはパイロットと同じデザインになっています。ピックアップトラックとしても独特なルックスで、まさにSUTというイメージです。リヤエンブレムには力強さをアピールするため、ロゴの「H」ではなくて「HONDA」とローマ字で表記されています
2005年にホンダは初めてピックアップトラック市場に参入したモデル、それがリッジラインです。アメリカではピックアップトラックは「働く男」の象徴として高い人気を誇ります。今回ご紹介するのは今年フェイスリフトが施され、マイナーチェンジをした2009年モデルのリッジラインです。スポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)と名乗るリッジラインは、北米で販売されるアキュラ MDXやホンダ オデッセイのプラットフォームを共有していますが、フレームはトラックとしての仕様に改良され強化されています。フェイスリフトを受けて、フロントグリルと前後バンパーのデザインが変更され、前から見ると、姉妹車であるSUVのパイロットにそっくりです。

↑インテリアの構造もパイロットとほとんど同じです。リアキャビンの空間も広くて、5人乗っても苦痛になりません。シートを畳めば、段ボール箱や工具箱なども置くことができます
リアキャビンの後部座席のスペースも十分で、後ろに座っても快適です。しかも、リアシートを畳むことによってトランクスペースとしても活用できます。リッジラインの特徴である荷台のカバーの下にもトランクスペースが備えられているので、雨の日でも荷物を安心して収納できます。グレードとしてはベースモデルのRT、MP3ジャックやパワーシートが装備されたRTS、そして今回試乗したRTLの3種類用意されています。RTLには18インチのホイールや電動サンルーフが装備され、オプションでナビも付けられます。すべてのグレードに、MDXでも採用されているホンダのVTM-4という4WDシステムが搭載されています。
このVTM-4は、通常はFFで走りますが、発進や加速時などでは駆動力を自動的に前後輪間で配分することで、発進や加速をスムーズに行います。さらに雨や雪などの滑りやすい路面では、瞬時に滑りやすくなっている車輪への駆動力を自動的に抑え、それ以外の車輪への駆動力を増加させるという4WDシステムです。
なお、ライバル車はフォード エクスプローラーやダッジ ダコタになります。

↑3.5LのV6エンジンは、ピックアップトラックにしては少しもの足りなく感じます。一方で、V6エンジンで最大2276kgの牽引能力をもつのには驚かされます
一般的にピックアップトラックにはV8エンジンというイメージがありますが、リッジラインは3.5LのV6エンジンを搭載。車体重量を考えるともう少しトルクが欲しいと思いますが、ホンダならではのVTECが利きはじめるとしっかり加速してくれます。トルクが少ない分、先述した同クラスのライバル車と比較すると、牽引力は少し劣っていますが、ハンドリングの良さは断然リッジラインに分があると言えるでしょう。実際にリッジラインに初めて乗ったのは、インディカーレースで行われるセント・ピーターズバーグの市街地コースをデモランした時でしたが、コーナーでのハンドリングの良さとロール感はとてもピックアップトラックとは思えないほどでした。
日常生活で牽引しない人には十分な機能を果たしてくれますが、ピックアップトラック市場が低迷している中、いつまで生産が続くかが心配されます。日本での販売予定はありませんが、アメリカンなイメージをもつピックアップトラックは日本の風景には少しミスマッチかもしれませんね。
主要諸元のグレード:リッジライン RTL 駆動方式:4WD トランスミッション:5AT 全長×全幅×全高:5258mmX1976mmX1808mm ホイールベース:3099mm 車両重量:2070kg 乗車定員:5名 エンジン種類:SOHC V型6気筒 総排気量:3.5L 最高出力:250ps/5700rpm 最大トルク:34.1kg-m/4300rpm 10・15モード燃費(km/L):- ガソリン種類/容量:無鉛レギュラー/83L 車両本体価格:$36,330(約340万円)
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