ホンダ オデッセイ【スクープ!】
2013/05/09
日本のミニバンの元祖であるオデッセイ。その次期モデルは、トヨタ アルファード/ヴェルファイア、日産 エルグランドに対抗すべく生まれた上級ミニバンのエリシオンを吸収し、同車のオーナーも取り込むことになる。そんな次期オデッセイの情報をスクープ班がキャッチした!
低全高にサヨナラ、次期オデッセイは全高150mmアップ
ハイブリッド仕様もラインナップ
次期オデッセイはステップワゴンとプラットフォームや足回りを共有する。全長および全幅は現行モデルと変わらず4800mm×1800mmに定められる。ただし高さは2代にわたってアピールポイントだった低全高から脱却。一気に150mmも高くなり1695mmに設定し直される。
それでもこの全高は1800mmを越えるアルファードやエルグランドだけでなく、同ジャンルではスタイリッシュな部類に入るエスティマより低い。そのボディサイズはマツダ MPVに近い縦横比となる。
全高アップにともなって室内高も100mmほど増え約1320mmをマークする。ヒップポイントは乗り降りしやすい高さに維持され頭上スペースに余裕が生まれる計算だ。前席よりも2列目、2列目よりも3列目の着座位置が高く設定されるシアターレイアウトによって見晴らしの良さも確保。また、3列目シートは反転して床下に収納できるなど多彩なシートアレンジも踏襲される。
エクステリアでは2013年6月にデビュー予定のアコード同様、薄型ヘッドランプとメッキバーが配され、フロントフェイスは迫力ある表情となる。リアドアはヒンジ式からスライド式に変更。ランプ端を起点にサイドウィンドウ下を走るプレスラインと、フロントドアからスライドドアのレールへと至るキャラクターラインにより、サイドビューも印象深いものとなる。
パワートレインは、ホンダ独自の「アース・ドリームス・テクノロジ−」に基づいて開発された新世代の2.4L直4エンジンとCVTとの組み合わせ。JC08モード燃費は14.2km/Lに達する見通しだ。また、スポーティなアブソルートには直噴ユニットが与えられ、競合車をしのぐ動力性能を実現する。さらにガソリン車発売の約3ヵ月後、つまり2013年内には2Lエンジン+2モーターのハイブリッドもラインナップされるだろう。
※2013年5月9日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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