国内仕様の次期ホンダ シビックはプレミアム路線へ
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / シビック / ニューモデルスクープ!
2021/03/25
▲ディテールが洗練されて現行型のやんちゃさが払しょくされる次期シビック。5ドアハッチバックの左右コンビランプにはコの字型のグラフィックスが用いられる。国内向けのパワートレインは、1.5Lハイブリッドに集約5ドアクーペルックに
11代目にあたる次期シビックが2021年内に発表、発売される方向で最終調整に入っている。5ドアクーペと呼んでも過言ではないボディには、新しいアーキテクチャーが初採用され国内仕様はハイブリッドにくら替えする。
上に掲載した5ドアハッチバックの確定イラストをご覧いただきたい。エクステリアは現行モデルよりもスレンダーで大人っぽい印象に変わる。
アコードと同じくグリーンハウスの形状を際立たせる狙いで、ルーフサイドにはメッキモールが組み込まれる。
リアコンビランプは左右の連続性を高めて質感を上げ、バンパーは現行モデルのガンダムチックなデザインから一変、より多くの人に受け入れられるオーソドックスな形状に変わる。
▲タイプRだけでなく標準車も「濃い」キャラクターに仕立てられて、乗る人を選ぶデザインの現行シビック。5ドアは、英国で一括生産されて各国に輸出されてきた大衆の車を意味しつつ、高根の花に
インテリアには、4ドアのコンセプトモデルで予告された全面デジタルメーターや、9インチのタッチスクリーンが採用される見通しだ。また、予防安全においては複数の新システムが起用される。
国内向けのパワートレインはハイブリッド仕様のみに絞られ、プラグインハイブリッドが加わるとの情報もある。
ただ、当然のことながら車両価格は現行モデルの294万8000円から上昇して350万円前後、プラグインハイブリッドはそれ以上(400万円弱か?)になりそう。
販売サイドからは「そんなに高級なシビックが売れるのか」との懐疑的な声も上がっているようだ。すでにホンダは、ハイブリッド専用車としてインサイトを販売しており、どのようにすみ分けるのか注目が集まる。
インサイトが三たびお役御免になって打ち切られるとは思いたくないが。
11代目シビックは、ホンダの今後の四輪事業を占う試金石になるだろう。
※2021年3月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2021年11月
■全長×全幅×全高:4570×1800×1435(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター
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