ポルシェ 918スパイダー (島下泰久)【海外試乗】
2013/12/25
往年の959やカレラGTなど、ポルシェは何年かおきに、未来へ繋がる技術を先取りしたモデルを世に送り出している。918スパイダーも、間違いなくその系譜にある1台。そう、何しろ未来を垣間見られるのだ。それはもう選ぶ理由としてワガママ以外の何者でもないだろう
知性で御する電気仕掛けの野獣
最先端技術が切り拓いた新しい走りの世界
ニュルブルクリンク北コースにて市販車最高の6分57秒というラップタイムを打ち立てたポルシェ918 スパイダーは、単に速いだけではない。満載の最先端技術が切り拓いた新しい走りの世界こそ、実は最大の魅力なのだ。
CFRP製のシャシーにミッドマウントされたV型8気筒4.6Lエンジンに前後1基ずつの電気モーターを組み合わせてシステム最高出力887psを発生するプラグインハイブリッド・パワートレインは5つのモードをもつ。EVのまま0-100km/hを7秒で駆け抜けるE-パワーモードから、エンジンとモーターのすべての力を叩きつけて速さに繋げるホットラップモードまで、様々な特性を選ぶことができる。
鮮烈な新時代の走りの体験
もちろん普通に走らせるだけでも刺激は凄まじい。前輪をモーター駆動するフルタイム4WDのおかげであふれるパワーを臆せず使えるし、コーナリングの限界も容易には垣間見ることもできない。
しかし本気でサーキットで1周の最速タイムを狙うなら、それだけじゃ足りない。どこで最大限のエネルギーを放出させるか、強力なエネルギー回生を行うブレーキの使い方まで含めて頭を使って走らせる必要がある。つまりドライビング技術に知性も動員すれば、さらに奥深い楽しみが待っているというわけだ。
実は今回の試乗、スペインはバレンシアまで赴いたのに、全長4㎞のサーキットをたった6周という短時間のものだった。けれども、その新時代の走りの体験は鮮烈で、おそらく十数分程度の時間が、きわめて濃密なものとしてカラダとアタマに刻み込まれたのだった。
SPECIFICATIONS
| グレード | 918 SPYDER | ||
| 駆動方式 | 4WD | ||
| トランスミッション | 7DCT | ||
| 全長×全幅×全高(mm) | 4643×1940×1167 | ||
| ホイールベース(mm) | 2730 | ||
| 車両重量(kg) | 1640 | ||
| 乗車定員(人) | 2 | ||
| エンジン種類 | V8DOHC | ||
| 総排気量(cc) | 4593 | ||
| 最高出力[ps/rpm] | 887 | ||
| 最大トルク[N・m/rpm] | 917-1280 | ||
| 車両本体価格(ユーロ) | 684,800 | ||
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