日産 GT-R 2015年モデル【試乗レポート】(松本英雄)
2015/01/16
▲2007年の発売以降、毎年進化を続けているGT-R。より安定した走行を実現するため、2015年モデルは足回りやブレーキなど各種部位に絶妙なチューニングや仕様変更が施され、静粛性向上と振動軽減が図られている
気持ちよく走り続けられるグランツーリスモに進化
GT-Rは2007年の発売以降、最高峰のピュアスポーツモデルとして方向性を確かめながら年を追うごとに進化してきた。今回は雨天時の試乗だったが、その様子をお伝えしたい。
2015年モデルはショックアブソーバーの減衰力特性やブレーキなどを進化させてきた。また静粛性を高めるため各所の最適化や仕様変更も行っている。GT-Rの骨格は、接着と溶接を取り交ぜたことで極めて剛性が高い。それはサスペンションの性能を計どおりに引き出すことができるということだ。走行フィール面の進化には期待がもてる。
フライホイールハウジング内のベアリングの仕様を変更した効果か、2014年モデルで気になっていた走り出すときのクラッチ系の異音は抑えられ改善されていた。発進時はスムーズでラグジュアリーな印象が増した。トランスミッションの変速リズムは素晴らしく、ドライバーの士気を高めてくれる。
ちょっとした轍では以前のようにステアリングがとられることはない。サスペンションはハードであるがダンパーはよく動いていて、雨天時での安心感が増した。乗り心地はというと強い突き上げ感が抑えられ、歴代の中で最も快適なモデルと言える。エンジンは高出力を狙ったターボでありながら、トルクの出方がスムーズでコントロールしやすい。ステアリングから伝わるインフォメーションはソフトでリラックスできた。しかもコーナリングでは車体が振られることなくスムーズだった。
その向上した運転性能は、しっかりとしたチューニングがされていると感じる。GT-R の2015年モデルは「高速道路で長距離ドライブを楽しみたい」、そう思わせる進化を遂げている。
▲2014年モデルからエクステリアは変更されていない。しかし、サスペンションをはじめブレーキや走行時やアイドリング時のエンジンの振動を軽減するステアリング・ダイナミック・ダンパーがより熟成したことで、走行フィールは大幅に進化している
▲トランスミッションの変速性能が向上し、シフト感がより洗練された
▲2015年モデルではタイヤの内部構造が改められ、操縦安定性や乗り心地が良くなっている
【SPECIFICATIONS】
■グレード:プレミアムエディション ■乗車定員:4名
■エンジン種類:V6DOHCターボ ■総排気量:3799cc
■最高出力:404(550)/6400[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:632(64.5)/3200-5800[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6AT
■全長×全幅×全高:4670×1895×1370(mm) ■ホイールベース:2780mm
■車両重量:1750kg
■JC08モード燃費:8.7km/L
■車両本体価格:1058万7240円
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