ホンダ アコードハイブリッド (松本英雄)【ニューモデル試乗】
カテゴリー: ホンダの試乗レポート
2013/10/23
非常に良い仕上がりのシャーシも功を奏し、スポーティな加速とハンドリングが楽しめる新しい価値観のスポーツハイブリッドだ
上品さとスポーティさを兼ね備えた新感覚のハイブリッド
高い運動性能によりボディが小さく感じる
アコードハイブリッドは、単なるラグジュアリーなセダンではなく、スポーツハイブリッドに仕立てたサルーンである。
Powerボタンを押すとシステムが立ち上がり、セレクターをDレンジに入れればモーターのみで静々と上品に動き出す。エンジンが動いていないので静粛性は高い。
アコードHVはエンジンを発電のみに使用するシリーズ型に限りなく近いシステムを採用しているのだ。
石畳からの振動もダンパーが細かく捉えて働き、ボディへの気になるバイブレーションはない。ステアリングは正確で細かな舵角を確実にタイヤに伝える。
低中速のワインディングでアクセルを踏み込む。加速は上品で素早い。ハンドリングもシャープで動きが俊敏なため、ボディが小さく感じる。
スポーティな加速とハンドリングを楽しめる
ホンダはこれまでソリッドなフロアのモノコックボディを採用してきたが、2年ほど前からボディの遊びを作り、振動を細かく逃がしながらもサスペンションを良く動かす設定に変え、非常に良くなった。
このシャーシ作りの効果もあり、バッテリーやモーターの重さは感じない。ここに、このモデルから感じるスポーティな性質の原泉があるのだ。
さらに、フロントにマクファーソンストラットを採用し軽量化に務める一方、アルミ合金のサブフレームで軽量化と剛性向上、バイブレーションの低減を狙っている。その効果は素晴らしい。
加速時はエンジンも始動する。専ら発電目的だが、落ち着いたエンジン音でミディアムアッパークラスの威厳を保つ。中速から高速ではエンジンのみで走る場面もある。とはいえ、燃費を落とさないようにエンジンの一番効率の良い部分を使っている。
無駄なく電気を集めてバッテリーに貯め、その蓄えでスポーティな加速とハンドリングを楽しんでもらう。それがアコードの提供する新しい価値なのだ。
SPECIFICATIONS
| グレード | LX | EX | |
| 駆動方式 | FF | ||
| トランスミッション | CVT | ||
| 全長×全幅×全高(mm) | 4915×1850×1465 | ||
| ホイールベース(mm) | 2775 | ||
| 車両重量(kg) | 1620 | 1630 | |
| 乗車定員(人) | 5 | ||
| エンジン種類 | 直4DOHC+モーター | ||
| 総排気量(cc) | 1993 | ||
| 最高出力[kW(ps)rpm] | 105(143)/6200+124(169)/3857-8000 | ||
| 最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 165(16.8)/3500-6000+307(31.3)/0-3857 | ||
| JC08モード燃費(km/L) | 30.0 | ||
| ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/60 | ||
| 車両本体価格(万円) | 365.0 | 390.0 | |
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