カーテンエアバッグ|自動車なんでも用語集'

カーテンエアバッグ(かーてん・えあばっぐ)/[安全]

正式にはSRS(Supplemental Restraint System:補助拘束装置)カーテンエアバッグ(メーカーによっては、カーテンシールドエアバッグ)。シートベルトを着用した乗員に対して最大限の効果を発揮するエアバッグの一つで、カーテンエアバッグは側面衝突時に対応。

通常はフロントピラーからルーフサイド部に格納されたエアバッグが側面からの衝撃を感知するとカーテン状に展開し、サイドガラスやピラー、さらには電信柱などの車外物からも乗員頭部を保護する。国産車ではオプション装備として設定されることも多かったが、2007年夏にトヨタがシート内に内蔵されるサイドエアバッグとともに、全車に標準装備すると発表したこともあり、今後は標準装備化が進むものと思われる。