M・ベンツSLクラス【海外試乗】
2012/05/16
オールアルミボディを量産モデルで初採用
走行状況などに応じてサスペンションを制御するABC(アクティブ・ボディ・コントロール)を装着。ロールを60%以上低減させるという
SLクラスが第6世代に進化した。テクニカル面でのハイライトは、ほぼオールアルミニウムボディの採用、に尽きる。 SLSのような凝ったスペースフレーム構造ではないにせよ、メルセデスのフラッグシップスポーツがアルミボディ構造を採用した意味は大きい。軽量化は、パフォーマンスとエココンシャスの両立に利くからだ。もちろん、パッシブセーフティ性能も上げることができる。ボディの9割をアルミとした。マグネシウムや樹脂も使っている。AMGになればカーボン樹脂も加わる。いわゆる、ハイブリッドボディだ。ボディ単体で、スチール設計より110㎏軽い。
パワートレインは、CSLやSクラスでお馴染みの、V6自然吸気&V8ツインターボ(いずれも直噴ユニット付き)に7速ATを組み合わせたもの。もちろん、AMGモデルには63(最新のターボとなったが)と65(12気筒! )が準備されている。
パワートレインの息吹が伝わる
低音スピーカーを前席足元に配置することでルーフ開閉に関わらず良好な音響を実現させる、FrontBassシステムを採用
日本での発表直前にマラガで試乗したのは、SL500(日本名SL550)だった。最初は70㎞ほど、街中から山間部まで、助手席で過ごしたのだが、これがもう身体が蕩けそうになるくらい具合がよかった。乗り心地がいい、という以上に、気分がいい。オープンにして、音楽を控えめにならして、素晴らしい景色を楽しみながら走る。要素が揃えば、かくも極上な気持ちになれるものか…。
もちろん、ハンドルを握れば、もっと気分がいい。派手すぎず、けれども助手席ほど無関心すぎず、パワートレインの息吹がドライバーに伝わる。心地よいサウンドを棚引かせて、風の巻き込みも最小限にワインディングをリズミカルに抜けていく。アルミ特有のドライな走り質感はなく、どこかしっとり。攻め込めば、電子制御が上手に手助けしてくれて…。SLクラスはやはり世界を代表するスポーツだ。
SPECIFICATIONS
| 主要諸元のグレード | SL500 | |
| 全長×全幅×全高(mm) | 4612×1877×1315 | |
| 車両重量(kg) | 1785 | |
| エンジン種類 | V8DOHCターボ | |
| 総排気量(cc) | 4663 | |
| 最高出力[ps/rpm] | 435/5250 | |
| 最大トルク[Nm/rpm] | 700/1800-3500 | |
M・ベンツSLクラス【海外試乗】/試乗レポート
あわせて読みたい
レクサス ISのプラットフォームを使った「FRのSUV」が登場か?
おしゃれな国産車&輸入車22選! テイスト別センスがよく見える車を紹介
ハリアーがマイナーチェンジ。2026年8月の改良でガソリン車が廃止! PHEVも!?
【2026年最新】トヨタの高級車ランキング! レクサスも含めた20車種を徹底解説
光岡自動車が新型を発表するらしい! 発表まで待てないので、どんなモデルがベースなのか勝手に考えてみた
【超絶ハイスペック】ポルシェ カイエン エレクトリックがさすがにすごすぎるので、3分の1で買えるガソリンモデルを検討してみよう
ハスラーのグレードごとの違いは? ハイブリッド XとG、タフワイルドの特徴を比較
BMW X5のファイナルエディションが1000万円超えに絶望……。それなら、中古で半分の予算で買えるイケてるSUV5選を見てほしい
黒いレンジローバー「SVブラック」がメロい! 内装まで真っ黒なこだわりをご覧あれ
エルグランドにばかり注目しているけど、今こそアルファード&ヴェルファイアの中古車がねらい目だ!













