シボレー コルベット Z06、そのパフォーマンスは天井知らず
カテゴリー: シボレーの試乗レポート
2015/03/02
▲食わず嫌いはそろそろ卒業してみてはいかがでしょうか。アメリカ車に対して勝手な思い込みを抱いている人にこそ試してもらいたい。スポーツカーを純粋に性能とフィールで評価できる人であれば、コルベット Z06のコストパフォーマンスの高さに驚かれるはず
パフォーマンスは3000万円級のスーパーカー
ベースとなる第7世代コルベットからして、そのパフォーマンスの高さに驚かされたものだ。完全にグローバルスタンダード狙いの性能であり、いかにもアメリカンマッスルな雰囲気との組み合わせは、コルベットの目指す世界観をいっそうユニークな領域へと導いていた。
ベースグレードのZ51パッケージですでに旧世代Z06級の性能を発揮していた。新世代のZ06はいったいどこまで凄くなってしまうのだろう、と期待に胸をふくらませて国際試乗会に挑んでみたら、そのパフォーマンスは期待していた以上にスバラシイものだった。
先に断っておくと、新型Z06に旧型Z06のワイルドさはない。どちらかというと、旧型ZR1の発展版のような感じ。なので、名機LS7を積む旧型オーナーで、絶対性能ではなく雰囲気を気に入って乗っているという方は、無理して新型に乗り替える必要はない。7Lエンジンを震わせて乗る野蛮さは新型に期待できない。
簡単にいうと、新型Z06と同等レベルの絶対性能をヨーロッパの有名ブランドで体験しようとすれば、間違いなく3000万円以上するということ。
圧倒的な加速や、バランスのいいハンドリング、そして強力な制動で、FRスポーツカーとしては最強の部類に入る。もちろん、アメリカンマッスルらしい豪快さという調味料も、旧型ほどではないにしろ程良く効かせているから、欧州高級ブランドほどの洗練された乗り味や雰囲気こそないけれども、走る・曲がる・止まる・聞かせるでは、まったくヒケを取らない。
アメリカがようやく本気モードになって、世界市場を狙い始めたというわけだ。宇宙にぽんぽん人を送り込む国である。地上をくねくね速く走ることなど、本当は簡単なことだったに違いない、と思わせるほど、新型Z06の高いパフォーマンスには、驚かされっぱなしであった。
▲ベーシックモデルより全幅を80mm拡大、コルベットとして最もワイドなボディに。エアロパーツにもカーボンを採用
▲高回転特性をもつイートン社製スーパーチャージャーを採用。気筒休止システムなども備える
▲カメラや遠隔測定システムを用い走行を記録、サーキットの技術向上に役立つパフォーマンスデータレコーダーが用意された。
【SPECIFICATIONS】
■グレード:Z06 ■乗車定員:2名
■エンジン種類:V8 OHVスーパーチャージャー ■総排気量:6162cc
■最高出力:659/6400[ps/rpm]
■最大トルク:881/3600[N・m/rpm]
■駆動方式:FR ■トランスミッション:7MT
■全長×全幅×全高:4518×1965×1235(mm) ■ホイールベース:2710mm
■車両重量:1598kg
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