第142回 トヨタ クラウンマジェスタ(旧型) 【おいしい中古車】
2010/08/27
■トヨタが誇る乗用セダンのフラッグシップモデル
クラウンマジェスタと言えば、トヨタ乗用セダンのフラッグシップモデルです。そんなクラウンマジェスタの旧型が、もう150万円以下で買うことができるんです。新車時は500万円台後半からという価格だったんですけどね…。セダンの不振は以前から言われ続けていますが、唯一気を吐いているのがクラウンアスリートやロイヤルといったベーシックモデル。しかし、上級モデルであるマジェスタは強気の価格設定が響いたのか、中古車市場では他のセダン同様で、“マジェスタよ、お前もか”と言いたくなるほどの叩き売り状態となっています。
↑滑らかなボディラインがポイントなのか、艶やかさを醸すエクステリア。それでいて躍動感も感じさせ、走りの良さを予感させるスタイルとなっている(左右)
とは言え、フラッグシップだけあって、車はやはり最上級。旧型マジェスタが登場したのは、レクサスが国内展開する前の2004年7月のことですが、すでに次代のフラッグシップの座を担うことを念頭に開発されていたのです。開発テーマは「ダイナミック&マジェスティック」。カメラを搭載したレーダー方式のプリクラッシュセーフティシステムや、低速域での追従機能をもつレーダークルーズコントロールなど、最先端の技術を惜しみなく採用した、新時代のプレステージセダンのあり方を掲示したモデルなんです。
エンジンは4.3LのV8を搭載。組み合わされるミッションは6ATで、足回りには新開発のエアサスペンションが奢られています。さらには電動パワーステアリングや電子制御のブレーキを装備するなど、運動性能もフラッグシップモデルにふさわしい実力を備えています。
また、レーンキーピングアシストや夜間走行時に重宝するナイトビュー、インテリジェントAFS、トランクリッドが電動でオープンするパワートランクリッドなど、数々の支援装備が設定されているのもフラッグシップならではでしょう。
↑“高級感の押し売り”感はなく、本木目など素材にもこだわったインテリア(左) リアは40:20:40の分割パワーシートとなり、助手席はオットマンに変身(中・右)
■450万円以上安くオトク感が高い!
さて、そんなマジェスタですが、2009年に旧型になったばかりだというのに、もう150万円以下で狙えるんです。例えば、上級グレードとなる4.3C。これの2005年式、走行9.0万km、修復歴なしの中古車が139.9万円で売られているんです。2005年式ということは、年間2万km近いペースになるので、多走行車と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、この手の車で距離を走っているものは、高速道路で距離を稼いだというケースが多いのです。ストップ&ゴーを繰り返す市街地での100kmと高速道路での100kmでは、やはり車へのダメージも異なります。
その点を考えると距離の割に傷みは少ないと推測できるのですが、それを抜きにしてもオトクな一台です。なにせ、新車時価格は609万円。それが139.9万円ということは、450万円以上も安くなっているわけですからね。セダンがどうしてもイヤという人でなければ、間違いなくお買い得な一台だと思います。
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