日産 エクストレイルハイブリッドの進化は公道でこそハッキリと感じられる
2015/07/01
▲基本性能が高く、乗り心地はガソリンモデルでも十分に満足できるエクストレイル。そのハイブリッドモデルを公道試乗した
テストコースで感じた剛性感は本物だった
以前、試乗したのは横須賀にある日産敷地内のテストコースだった。ハイブリッドの加速力や静粛性を試すには十分な環境で、お伝えしたとおり、エクストレイルハイブリッドが「燃費の良さはもちろん、より走行性能が向上したモデル」だということを体感できた。
今回は、エクストレイルがハイブリッドになってラゲージエリアの剛性感が増した部分がどれほど効果を発揮しているかを、市街地と高速道路で確認したい。
ボディの剛性不足は、路面のうねりや不規則な段差のある公道で感じることができるものだ。ところが実際に試乗してみると、ハイブリッドモデルのリアに配置されたバッテリーのサブフレームが、バッテリーの固定だけでなく、リアのボディ剛性をも向上させていることがわかる。重量のあるバッテリーが車体の比較的高い位置に搭載されているのにコーナリングに影響を感じられないほどだ。逆にガソリンモデルより130kgほど増加した重量と剛性の高さによって、リアの落ち着きは増している印象を受ける。
エクストレイルのハイブリッドシステムはエンジンとモーターの間と、モーターとCVTの間にクラッチを置く1モーター2クラッチ方式で、それぞれを個別に作動させることで動力を効率的に使い分けることができる。そのため、モーター走行は静粛性が高く、発進と停車を繰り返すような混雑した街中などでも優れた燃費性能を発揮してくれる設定だ。
また、エンジン音と振動が少々気になったものの、速度を上げてエンジンを始動する際の接続はスムーズだ。アクセルオフでの回生は積極的で充電スピードもかなり早く、燃費向上だけでなく、充電量を気にせず走行ができる。
エクストレイルハイブリッドは「ハイブリッドシステム」と「低燃費」という付加価値を得てトータルパフォーマンスは崩れていないどころか、むしろ向上したと言えるだろう。
▲エクステリアはガソリン車とあえて差別化していない。リア車体底部にも空気の流れをコントロールする仕掛けがあり、燃費性能と高速安定性を向上させている
【SPECIFICATIONS】
■グレード20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC+モーター ■総排気量:1997cc
■最高出力:108(147)/6000[kw(ps)/rpm]+30 (41)[kw(ps)]
■最大トルク:207(21.1)/4400[N・m(kg・m)/rpm]+160 (16.3)[N・m(kg・m)]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4640×1820×1715(mm) ■ホイールベース:2705mm
■車両重量:1630kg
■JC08モード燃費:20.0km/L
■車両本体価格:301万1040円(税込)
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